紅月千里のホラーな話し

紅月千里の体験談を元にした小説や創作小説の書庫

アルファポリス

予定外の出産、そして新居へ

ボロい家(失礼)を前に、何故かノリノリの彼と彼の一家。私は何も言えなくなった。 あまり人の話を聞いていない気もするが、基本はいい人たちだからまぁ何とかなるだろう。何より多頭飼育している猫と住むため選り好みはできないだ。そう気持ちを切り替えて…

結婚して旦那親戚の持ち家に引っ越したら幽霊屋敷でした。旦那親戚の持ち家

よくあるじゃないか。家に入った瞬間に視線を感じたとか、寒気を感じたとか。 私がその家を見た第一印象は「汚い家だな、こんなところに住むのか・・・」という不快感だった。 私は当時32歳。恥ずかしながらできちゃった結婚をしようとしており、その日は丁…